不忍通り沿いの一軒家イタリアン『ダ・イシザキ』アンジャッシュ渡部さんの本が飾ってありますが・・・
先日、団子坂下の交差点にある一軒家イタリアン『ダ・イシザキ』に行く機会があったのでそのご報告をします。
団子坂下の交差点の角にある、レンガ作りの外観が目立つお店です。以前は喫茶店だったのが2年ほど前にイタリアンに生まれ変わりました。
店内ではイタリア語のポップミュージックが流れています。
入り口すぐに、アンジャッシュ渡部さんのグルメ本が飾ってありました。こちらのお店が紹介されているそうですが、この手のグルメ本を信用しない層のお客さんにとってはあまり主張して欲しくないのでは。
お水のグラスに店名がサンドブラストされていました。
撮影の腕が悪く、文字が見えにくくて申し訳ありません。
まずはスプマンテ800円を一杯。パンはフォカッチャ風の柔らかいものに、オリーブオイルが添えられています。
こちらがメニューです。(メニューは2017年6月のものです、変わる可能性がありますので参考までにご覧下さい)
フロアの方によると『1万円のコースを一番推している、7500円や5000円のコースとは素材も内容も全く違う』とのことでした。
前菜のパテ・ド・カンパーニュ。上にサマートリュフが乗っています。
程よく血の気が感じられ、感触もふんわりと柔らか。とても美味しくいただきました。
キャビアはイタリア産だそうです。ウォッカを合わせて楽しむロシア産キャビアとは違い、比較的塩気のソフトなキャビアでした。
魚料理は鯛のウロコ焼き。糖度が高いというトマトが添えられていました。個人的には、椎茸が旨味と塩のバランスが絶妙で美味しかったです。
デザートはパンナコッタ。
ずっしり重いクリームとプリンで出来ているのですが、甘さ控えめなので意外とパクパク食べ進めることができます。カラメルソースの程よい苦味も食後にぴったりです。
お会計は1人13,000円ほどでした。ドリンクをあまり頼まなかったので、そこまでお値段は上がりませんでした。
こちらがドリンクのメニューです↓
1万円のコースを出すお店にしては、ワインの選択肢が少な過ぎるのが残念です。
ソムリエがいないご様子です。ワイングラスを、ビールジョッキのようにフリーザーでキンキンに冷やしていました。説明もなくワインボトルのエチケットをがっつり横づかみで注がれた時『とにかく食べ物を楽しめ!というお店なんだな』と悟りました。
同じお値段を出すのであれば斜め向かいの 『カノーヴァ』のほうが、メニューの豊富さや素材の鮮度、ホスピタリティーなど私は好みです。
同じ不忍通り沿いにはイタリアンだけでも『露地』『イル・サーレ』などたくさんのお店があり、ますます競争が激化しています。これからも楽しみなエリアです。
☆最後まで読んでくださり、ありがとうございました!また遊びに来ていただけたら嬉しいです☆
○クッチーナ・イタリアーナ・アトリエール・ガストロノミコ・ダ・イシザキ
東京都文京区千駄木2-33-9
電話 03-5834-2833
月曜定休